電車の中でホットフラッシュが起きたら。私が見つけた静かな乗り切り方

症状別対策
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電車の中でのホットフラッシュが始まったのは、去年の夏のことでした。

最初は、「これは一時的なものだろう」と思っていたのです。でも、それは私が思っていたよりもずっと厄介な、そして長く続くことだったのかもしれませんね。

密閉された空間で、急にカーッと熱くなり、汗が吹き出すあの感覚。

周りの人に気づかれていないだろうか、といつも内心で焦っていました。まるで自分だけが突然熱帯のジャングルに放り込まれたような、そんな孤独な気持ちだったことを覚えています。

あの頃の私は、電車に乗ること自体が大きなストレスだったのです。

電車に乗る前、私はいつも不安でした

あの頃の私は、朝の通勤電車に乗るのが本当に苦手だったんですよね。

パートへ向かう電車の中、今日もまたあの熱さが来るのだろうか、とドアが開くたびに不安な気持ちになっていました。たとえば、満員電車の中で突然、首筋から背中にかけて熱いものが流れるように感じて、そこから顔が真っ赤になる感覚。手持ちの扇子で必死に扇いでみたり、窓の外を眺めて平静を装おうとしてみたり、色々なことを試してみたのですが、なかなかうまくいかないことも多かったのです。

周りの人が私のことをどう見ているのか、そんなことばかり気になってしまって、余計に汗が止まらなくなる、という悪循環だったりしました。

家を出る前から、すでに心臓がドキドキしている、そんな日々が続いていたのを、今でもはっきりと覚えています。

心強い味方を見つける旅。私の「お守り」たち

そんな毎日を少しでも穏やかに過ごしたい、そう思った時に、私がまず始めたのは「準備」でした。

電車に乗る前に、不安を少しでも和らげるための「お守り」のようなものを見つける旅、と言ってもいいかもしれません。たとえば、いつもバッグに入れていたのは、小さめの冷感スプレーや、ひんやりするシート。そして、薄手のストールやカーディガンは欠かせませんでした。急に汗をかいた時に、そっと肌を拭いたり、少し肌寒く感じた時に羽織ったりできるからです。

服装も、重ね着ができるものや、通気性の良い素材を選ぶようになりました。

これで完璧、というわけではないのですが、いざという時に「これがあるから大丈夫」と思えるものが手元にあるだけで、心持ちが随分と変わるのを実感するようになったのです。

電車の中で「来た!」と感じた時、私がしたこと

それでも、万全の準備をしていても、突然あの熱波はやってきます。

電車の中で「来た!」と感じた時、私がまず実践したのは、深呼吸でした。ゆっくりと鼻から息を吸い込み、口から長く吐き出す。これを数回繰り返すだけで、少しだけ気持ちが落ち着くものなんですよね。

そして、もし座席に座っていられたら、少しだけ前屈みになって、姿勢を低くしてみることもありました。これは、体温を少しでも下げるような、そんなイメージだったのかもしれません。その一方で、窓の外の景色に意識を集中させることも効果的でした。流れていく景色をただぼんやりと眺めることで、体の中の熱さから意識をそらす、という方法です。

周りの目が気になる時は、携帯電話を見ているふりをして、少しだけ自分の世界にこもってみる。完璧な対処法ではないのかもしれませんが、自分なりの小さな工夫が、私を少しだけ楽にしてくれたのです。

それでも気持ちが落ち着かない時は、頼ってもいい

色々な方法を試してみても、どうしても気持ちが落ち着かない時や、もう限界、と感じる時もありますよね。そんな時は、無理をしないことが大切だと思うのです。

私は、何度か途中の駅で降りて、ホームのベンチで一呼吸置いたことがありました。少しだけ外の空気を吸い込んで、自動販売機で冷たい飲み物を買って、落ち着いてからまた次の電車を待つ。ほんの数分の休憩なのですが、これだけで随分と心が楽になるものなんですよね。

目的地まであと少し、という時であれば、降りる駅まで何とか乗り切ろうと頑張ることもあります。でも、それができない時は、自分を許して、一度立ち止まってもいい、そう思うようになりました。

完璧でなくてもいい。誰かに頼る、という選択肢も、時には必要だったりするのかもしれません。

最後に

更年期の症状は、本当に人それぞれで、その辛さも多様ですよね。

特に電車の中のような密閉された空間で症状が出ると、周りの目が気になって、余計に孤独を感じてしまうものなんですよね。

でも、あなたは一人ではありません。私自身も、色々な失敗をしながら、自分なりの乗り切り方を見つけてきました。今日お話ししたことが、もしあなたが電車の中で同じような気持ちになった時に、ほんの少しでも参考になることがあれば、とても嬉しいです。

焦らず、少しずつ、自分に合った方法を見つけていく。その過程が、きっとあなたを強くしてくれるはずです。一緒に、この時期を穏やかに、そして静かに乗り越えていきましょうね。

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