更年期に入って、歯茎が痩せてきた気がする。私が見つけた静かな対策

症状別対策
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更年期の歯茎のトラブルについて、私が知ったのは、症状が始まってからしばらく経ってからのことでした。それまでは、歯茎が痩せてくることと更年期が関係しているなんて、思ってもみなかったのです。

朝起きて鏡を見るたびに、なんだか歯が長くなったように感じる。冷たいものがしみることも増えたような気がして、漠然とした不安が心の中に広がっていく。もしかしたら、あなたも同じような経験をしているかもしれませんね。

私の場合も、最初は「年齢のせいかな」「歯磨きを頑張りすぎたのかな」と、見当違いの理由を探していました。でも、放置しているうちに、だんだんとその不安が大きくなっていったのです。今日は、そんな私の経験を通して、更年期の歯茎の悩みとどう向き合ってきたのか、お話しできたらと思っています。

「これって何?」最初に感じた歯茎の違和感

最初に歯茎の異変に気づいたのは、去年の秋頃だったでしょうか。いつものように歯磨きをしている時に、ふと鏡を見ると、なんだか歯の根元が前よりも露出しているように見えたのです。最初は気のせいかなと思ったのですが、よく見ると、以前よりも歯と歯の間の隙間が広がっているような気もしてきて、ちょっとしたショックを受けました。

その頃は、ホットフラッシュや不眠といった症状に悩まされていた時期でもあったので、「まさか、こんなところが衰えてくるなんて」と、正直なところ、かなり落ち込んだのを覚えています。冷たい飲み物を口にすると、ジーンと歯がしみることも増えて、食事のたびに憂鬱な気持ちになったりもしました。でも、どこに相談すれば良いのかもわからず、ただただ不安だけが募る日々だったのです。

ネット情報に振り回された日々

「このままではいけない」と思い、まずは手軽に情報を得られるインターネットで色々と調べてみました。「歯茎下がる」「歯茎痩せる」といったキーワードで検索すると、たくさんの情報が出てきて、最初は少し安心したような気がしたのですが、その一方で、情報過多でかえって混乱してしまったのです。

歯周病、歯肉炎、強く磨きすぎ、加齢、食いしばりなど、色々な原因が書かれていて、「一体どれが私に当てはまるのだろう」と、ますますわからなくなってしまいました。良かれと思って、研磨剤がたっぷり入った歯磨き粉を試してみたり、電動歯ブラシをいつも以上に強く当ててしまったりすることもあったのですが、かえって歯茎から出血したり、しみる症状が悪化したりして、本当にこれで合っているのかな、と不安ばかりが募っていくばかりでした。

たとえば、パートの休憩中に同僚と話していても、歯茎のことが頭から離れず、心ここにあらずといった状態だったりもしました。そんな自分にもまた、イライラしてしまったりするんですよね。

歯科医と婦人科、二つの視点から見えてきたこと

そんな試行錯誤の日々が続いた後、「これは専門家に見てもらうしかない」と、まずは近所の歯科医を受診することにしました。診てもらった結果、幸いなことに歯周病は軽度で、むしろ「歯磨きの力が強すぎるかもしれませんね」と指摘を受けたのです。柔らかい歯ブラシに変えて、優しく磨くようにとアドバイスをもらいました。

その数ヶ月後、定期的に受診していた婦人科でHRTの経過観察をしてもらっている時に、ふと「歯茎の調子が最近良くなくて…」と相談してみたのです。すると先生は、「ホルモンバランスの変化が、実は全身に影響を及ぼすんですよ。歯茎も例外ではありません」と教えてくださいました。骨密度の低下も、歯茎が痩せる原因の一つになることがあるのだと。

その言葉を聞いた時、まさに目から鱗が落ちるような感覚だったのを覚えています。それまでバラバラだと思っていた症状が、一本の線でつながったような気がして、漠然とした不安が少しずつ晴れていくのを感じました。「そうだったのか」と、やっと納得できたのです。

私がたどり着いた、歯茎と向き合う穏やかなケア

歯科医と婦人科、二つの専門家からのアドバイスを受けて、私は歯茎と向き合うケアを根本的に見直すことにしました。まず、歯磨きは力を入れすぎず、柔らかい歯ブラシで一本一本丁寧に磨くことを心がけています。低研磨でフッ素入りの歯磨き粉を選ぶようにもなりました。そして、デンタルフロスや歯間ブラシを使うことを毎日の習慣にしています。口の中の乾燥も、歯茎には良くない影響を与えるんですよね。なので、寝る前には保湿成分の入ったマウスウォッシュやジェルを使うようにしています。

食生活でも、カルシウムやビタミンDを意識するようになりました。たとえば、煮干しをスナック代わりにしたり、きのこ類を積極的に摂るようにしたり。あとは、趣味のヨガで深呼吸したり、週に一度のカフェ巡りでホッと一息つく時間は、心のデトックスにもなります。ストレスを溜めないことも、全身の健康には欠かせませんからね。

すぐに劇的な変化があるわけではないのですが、穏やかに向き合うことで、少しずつ歯茎の調子が落ち着いていくような気がするのです。完璧を目指すのではなく、自分に合ったペースで、できることを続ける。それが、この時期を心地よく過ごすための秘訣なのかもしれません。

それでも辛い時は、病院という選択肢もある

私の場合は、こうして少しずつ、歯茎の調子と向き合えるようになりました。更年期は、本当に色々な体の変化が起こる時期なんですよね。自分ではどうしようもないと感じることも、たくさんあるかもしれません。

もし、今のあなたが歯茎のことで深く悩んでいるのなら、一人で抱え込まずに、ぜひ専門のお医者さんを頼ってみてください。歯科医だけでなく、更年期の症状と関連がある可能性も視野に入れて、婦人科でも相談してみるのも良いでしょう。きっと、あなたに合った解決策や、心を軽くするヒントが見つかるはずです。

私たちは、きっと一人じゃないはずです。同じように悩んでいる仲間は、たくさんいます。一緒に、この時期を穏やかに乗り越えていきましょうね。

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